2011年7月7日木曜日

「子どもの車内事故」に注意 

こんにちは、せなじいです。

これからの季節、自動車の車内における子どもの「熱中症」事故は、真夏の炎天下よりも初夏にかけて発生する傾向があります。その原因は、比較的さわやかな時季には「車内が高温になることはないだろう」という保護者の過信や誤解のためとされています。

そこで、JAFでは、車内で高温になる場所「ダッシュボード」「フロントガラス」「車内空間」、さらに「車内に置き去りにされた子どもダミー」や「チャイルドシート」などに温度センサーを取り付けて日の出から日没まで、車内温度を計測しました。その他にメガネやガスライター、CD、缶入り炭酸飲料水、お菓子など、高温による形状変化を見るために設置しました。





各部測定箇所別、ピーク時の温度と時間
(1)ダッシュボード付近      ・・・・・・70.8℃(時間:11時50分頃)
(2)車内温度(運転席の顔付近)・・・・・・48.7℃(時間:14時10分頃)
(3)測定日の外気温        ・・・・・・23.3℃(時間:13時40分頃)
(4)フロントガラス付近      ・・・・・・57.5℃(時間:11時50分頃)

この日は最高気温が23℃と比較的過ごし易い1日でした。しかし、車内温度は50℃近くまで上昇し、車内に置いた一部の缶入り炭酸飲料が破裂しました。

このような状態の車内に子どもを放置するということは大変危険です。少しの時間でも「脱水症状や熱中症」を招く恐れがあります。


医学的に見た子ども(乳児)の熱中症
赤ちゃんは、一見スヤスヤと気持ちよく寝ているように見えても、実は体内では大人が小走りをしている時と同じくらいの代謝をしていることになります。これは大人に言いかえれば、50℃近いバスの中を走り回っていることに相当します。

車内でスヤスヤと寝ている幼児が10分程度の短時間のうちに重症患者になったり、死に至る可能性もあることを認識すべきなのです。


車の車内に子どもを残さない
車内に子どもを残すことは「危険」です。また、防犯上も好ましくありません。少しの時間だからといって、車内で子どもを一人にしないようにしましょう。

「12歳未満の子どもだけを残して車を離れたことがある」と答えた人は28.2%いた。
理由は、「子どもが寝ていて、数分で終わる用事だった」「子どもが嫌がって降りようとしなかった」
「わざわざ降ろすとまたチャイルドシートをするのが面倒」などが挙がった。

また、子どものいたずらなどで危険を伴うと考えられる物品(ライター、カッター、工具など)や荷物は、車内に置きっぱなしにしないようにしましょう。
※ JAFデータ参照